日本無線の商号の推移【日本無線電信電話株式会社ー日本無線株式会社】

1915年 に木村駿吉らが匿名組合として創業した



大正 5年 1915年 12月「匿名組合日本無線電信機製造所」を創立


大正 7年 1917年 3月「合資会社日本無線電信機製造所」を創立


大正10年 1920年 2月日本無線電信電話株式会社」に改組。資本金100万円


大正13年 1923年 12月ラジオの部品と受信機の開発に着手

参考資料(当館にはラジオありません日本無線の資料室展示品にもありません(2018年yahoo出品より借用)
 日本無線電信電話株式会社 形式 M1 鉱石ラジオ

  全文借用させていただきます

「国産初めて物語」の80ページに、早川電機が大正14年4月に鉱石ラジオを日本最初に完成させたと載っています。

JOAK東京放送局が同年の3月22日にラジオ放送を開始しています。

ところが、「ヴィンテージラジオ物語」の39ページには、大正14年2月13日に、日本無線がM2型鉱石ラジオを、

逓信省による型式証明を得て官報に掲載されていることが出ています。そしてこの本は、当時、型式証明を取得した

ラジオの一覧表を172ページに載せており、その15番目にM2型が載っていることから、「型式証明のある一番古

い鉱石ラジオはM2である」としています。

そして今回出品する鉱石ラジオは、そのM2型のさらに前の鉱石ラジオであるM1型です。こうして本を読んできますと

、日本最初の鉱石ラジオと言われている、早川電機の鉱石ラジオよりも古いのが、日本無線のM2型、それよりもさら

に古いのが、今回のM1型ですから、我が国最初級、最古級と言ってもさしつかえないと思います。

残念ながらさぐり式検波鉱石と針が失われているのですが、アンテナ線、アース線を取り付けて、のちのフォックス

トン固定鉱石で試してみると、立派にNHK第一を受信していますので、回路は問題なく生きています。どのような検波

鉱石と針がもともと取り付けられていたのか、写真も絵図面も回路図も存在しませんので、(説明その2)に写真掲出

したような、当時のさぐり式検波鉱石(缶入り)と、タングステン線を入手したものの、世の中に1台あるかどうかわ

からないほどの貴重な鉱石ラジオなので、ヘタに修復を試みるよりも、このままの状態で、大切にしてくださる方にお

譲りして、このまま保存するか修復するかはおまかせしようと思うに至りました。別に手に入れた、さぐり式検波鉱石

とタングステン針もお付けします。

高さ18.5x底面横幅17.5x底面奥行16.0cmほどで、うるしかラッカーのようなものできれいに塗装され

ています。塗料のはげがわずかにあり、裏面の上部右に1cmあまりの打撃キズがあります。ひび、われ、欠けはなく、

94年も前のものとしては、とても状態がよいと思います。

参考資料(当館にはラジオありません日本無線の資料室展示品(2016年撮影)
 日本無線電信電話株式会社 形式 V2 単球式受信機


大正14年 1924年 4月独・テレフンケン社と資本・技術に関し契約締結


当館が 入手したV10の受信機銘板/ラジオ



参考資料(当館にはラジオありません日本無線の資料室展示品(2016年撮影)

昭和5年 1930年 12月優良ラジオ展にて「新型受信機」が1位を受賞



昭和17年 1942年 12月「日本無線株式会社」と商号を変更


昭和20年 1945年 12月新商標「JRC」を採用

日本無線の社名ロゴの変遷(日本無線三鷹展示室資料)

日本無線の社名からして1920年から1941年の間に製造されたことが機種銘板からわかります



古典ラヂオミニミニ博物館当館所蔵の修復された V10 2球受信機

日本製 銘板より 日本無線電信電話株式会社 形式 V10型

この時代一般家庭の電気は壱燈が有るか無いかの時代で、小型トランスなどはなく、特に整流し直流を作る電源などは難しい時代で受信機はもっぱら蓄電池の時代であった

それに真空管の利得も無く感度をよくするにはもっぱらアンテナで電波を最大限受けて装置に少しでも大きな電波を受け入れなければならなかった従ってアンテナ、アースは必要でした

昭和初期あるいは大正時代かも

なす管使用の2球再生検波ラヂオ【 TYPE V10 】です、レシーバーで聞く。

再生検波方式のラヂオのツマミ左よりチックラー、選局、同調、

再生検波方式のラヂオ

使用真空管

再生検波 201A  低周波増幅 201A  

本体(箱)大きさおおよそ目測: 横巾:300mm   高さ:320mm   奥行:200mm

 

本体外観

 

本体内部

                    

 【日本無線】 製造メーカー

Nihon Musen Denshin Denwa KK 日本無線の  ロゴが銘板(このロゴを使用した時代で年代がわかります)にあります

                 



【真空管式ラジオ】【ラジオリスト】【トランジスターラジオ】

【真空管式ラジオ】

【ラジオ リスト】

【トランジスターラジオ】

当館所蔵の珍品ベスト

ラヂオに類する関連機種大正時代(1915年)頃〜

ここに揚げました珍品は
@希少(国内10台以下と思われるラジオ)
A性能(回路及び部品等が特殊など希少)
B外観(見たことの無いような外観希少)
以上のいずれかの特徴のあるラジオを選んで見ました

新入手製品


芝浦製作所  JUNOLA  UX-199(3本)?  3球受信機  
おおよそ500kc-1500kcが受信範囲か V-10
JUNOLA junola3a-a1

修復完了製品


日本無線電信電話株式会社 V-10 201A  2球受信機  
おおよそ500kc-1500kcが受信範囲か

V-10
V-10
MVT-8000 マルチバンド受信機  
8Mc-1300Mc

YUPITERU
MVT-8000

WEST ELECTRIC COMPANY LTD.社は下記のごとく当時はカメラ用品のフラッシュ関
係の専門メーカーです、とりあえず当方が保管しています当時の商品の一部です

WEST Voise K303 電池管 3球 スーパーヘテロダイン
 

WEST Voise 幻のラジオ発見 K-303

1955 WEST ELECTRIC COMPANY LTD. Portable MODEL K-303 電池管 3球super




動力
移動手段
原動機付き自転車
なす真空管ラジオ ST真空管ラジオ ST/MT真空管ラジオ MT真空管式自動車
ラジオ
トランジスターラジオ
原動機付自転車
BS-HONDA-Suzuki-Yamaha等(1910)(1950)年頃?
   

HONDA (1960)頃?
ピープル原動機付き自転車
>

(1960)頃小型バイクの免許証の( 原付) 【 原動機付き自転車 】の起源はこのような自転車にエンジンをつけたのが始まりで、この頃から60年近く使われています

国道電器
3球再生検波(1930年)
 特徴⇒販売松下電器(National)なす管  

野路ラヂオ
【3球レフレックス】(1926年頃)
 特徴⇒見事な籠型コイル 日本初メーカー製なす管  

早川電機ーSHARP
【M-45】(1937年頃)
特徴⇒独特なデザイン
シャープの初期なす管
 

松下無線ーNATIONAL
【R10】 (1935年頃)
 特徴⇒ST管3球最小    


松下無線ーNATIONAL
【R-4M】(1943年頃)
 
特徴⇒ミュー同調       

松下電器産業 NATIONAL
【NM-2】(1947年頃)
 
特徴⇒戦後の再生検波  

早川電機ーSHARP
【4H-20】 (1947年頃)
 特徴⇒戦後の再生検波    

早川電機ーSherp
【5−R】(1947年頃)
 
特徴⇒6Z-DH3使用      

山中電機工業ーTEREVAN
【L-510】(1950)
 
特徴⇒山中電機最終か
【MT真空管使用】
 


松下通信機ーNATIONAL
【AV-32】真空管式 (1957年頃)
 特徴⇒カーラジオ初代    

松下電器−NATIONAL
【Toyopet】真空管式 (1958-60年頃)
 
特徴⇒国産車用初OEM      

東海大学
【自動車ラジオのイミテーション】(1980年頃)
 
特徴⇒勤労学生当時の再現
【トランジスター使用】
 

七欧通信機−NANAOLA
【8KS-313D】 (1947年頃)
 特徴⇒BCLの先駆社    

神戸工業−TEN
【KT-63】(1963年頃)
 
特徴⇒珍品      

スタンダード-Standard
【SR-F21】(1958年頃)
 
特徴⇒業界先行初期物か
【扁平トランジスター使用】
 

高声器(1927)

Nanaola
再生検波

Nanaola 54型
それほど珍しくは無い
七欧無線電気

Nanaola 43型
それほど珍しくは無い
七欧通信機 (1965?)頃
珍品・電池管式携帯ラジオ
4P-50
神戸工業 (TEN)
SS-25
トランジスター式
(自動チュ-ニング式)
七欧通信機(1957)頃
珍品・ホームラジオ
8NS-2273H


珍品特殊真空管

メンテナス途中-経過

用途/時代 昭和初期
鉱石ラジオの時代
昭和10年代
なす真空管時代
昭和20年代
ST真空管時代
昭和30年代
MT真空管時代
昭和40年以降
トランジスター 時代
昔の測定器/無線機
(1910)〜(1950)年頃?か
 

電圧電流計

テスター
測定器トランク収納
NEIC
ー現品無し
真空管試験機
國洋電機工業
ー現品無し
回路計ー色々
岩崎、横河、島津
テスター
 ディップメーター
三田無線研究所(デリカ)
テスター
珍品真空管
(1910)〜(1950)年頃迄か
 

軍用か(日本製)
ウミ 二極管
検波管
軍用か(外国製)
レーダー用真空管二極管
発振管
汎用
エーコン管/ペンシュル管
HF/VHF用ko
汎用
サブミニュチア管
受信/計数用
汎用
マジックアイ色々
受信用
なんでも修復
(1925)〜(1950)年頃の物
 

マグネチック

スピーカー修復
電解コンデンサ-修復

ケミコン修復
MT管シールドケース

日本⇒米国
電源トランス自作

巻き線の決め方
600Ω用スピーカートランス

トランスの選定
無線機器自作品
(1925)〜(1980)年頃迄か
 

 鉱石ラジオ
500Kc-1500Kc
グリットデップメーター
1.5Mc〜50Mc
サブミニュチア管
 受信機
短波帯
0V1
 VFO
7Mc
MT管VFO
SSBトランシーバー
50MHz-2ch
ハンディ
機器添付
紙印刷品
機器添付の配線図修復


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