自作トランスの製作(修復)
少しユニークな手助け
近年電源トランスが自分の必要とする電圧電流思うような物がなく苦労されておられる方、
そして時間の余裕があり、根気強い方えのおすすめ、
ケイ素鋼板の一例(E・I,とF・F)2cmとか3cm積層されている
実際のトランスは100W程度の物ですと積層断面積9平方cm程度ですので49/9≒5.4ですので1Vあたり5,5ターン
の巻き線が必要となりますので、100Vの一次側で550ターン巻きます、6.3Vの端子で6.3×5.5=34.65(35ターン)
巻きます、このようにして 自分の必要な巻き線のトランスを作ってください、、電流は巻き線の太さを変え選択する
小生は一次側は巻くことが大変ですので、不要なトランスの100V側が生きているトランスの2次側をばらして、
その隙間に自分のほしい巻き線を巻くようにしています、この場合はばらすときに電圧のわかっている、巻き線の
巻き数を記録しておきます(1Vあたり何ターン巻いてあるか記録)
積層断面積49平方センチメートルは日本の昭和40年(1965年)ごろまでのケイ素鋼板コアーに対する、効率の良い
1Vあたりの巻き数が1ターンでよい断面積であって、これ以下の巻き数にしますと、熱を持ち,焼損させてしまう可能
性が大です、したがって計算された断面積の割合より一割程度巻き数を増やして製作されると安全かもしれません、
尚
積層断面積49平方センチメートルの根拠はケイ素鋼板の磁界誘磁率などで決まるのかと思いますが小生は先輩より
数字だけ伝承され、根拠がわかりません、実際この計算で作ってみますと発熱もなく良好なトランス間違いなしです
メーカーのトランスみてみますと
コアーの大きさ:84mm×74mm×厚み50mm
コアーの断面積:2.8cm×5cm=14平方cm
1Vあたりの巻き線:49/14≒3.5となります(1V/3.5T)
1次側:100V、0.8A:350T,110V:385T・・・・78.6w
2次側:280V×2、0,12A:980T×2・・・・・・・・33.6w
2次側:6.3V,2A:22T・・・・・・・12.6W
2次側:6.3V,3A:22T・・・・・・・19.8W
2次側:6.3V,2A:22T・・・・・・・12.6W
したがってこのトランス容量はおおよそ80Wとなります
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