早川電機工業(Sharp) 4H-20 4球再生検波受信機ラジオ

戦後の昭和23-25年頃にかけての製品か、終戦後は再生検波ラジオがメーカーから販売されたのは、かなり珍しいと思います。

ST管使用の4球再生検波ラジオ。

受信周波数範囲550KC〜1500KC

受信周波数範囲からすると戦前のラジオかもしれませんが、正確なところは不明です。ただし下記理由により昭和23-25年ごろの製品と判断しました

裏蓋に添付されています銘版から判断すると英語で記載されていますので昭和16年から昭和20年戦時中のラジオではないと思われます。尚昭和20年以前のラジオには、

【6C6、6D6】の真空管の使用はなく且つ昭和21年、22年の出力管には【42】が主流であり【6ZP1】は戦後開発された真空管で、それから判断すると、昭和23年以降と判断します。

再生検波ラジオ本体裏面(加工映像)

使用真空管

高周波増幅 6D6, 再生検波低周波増幅  6C6 ,低周波出力管 6ZP1,整流管 12F 

  

本体(箱)大きさ: 横巾:340mm, 高さ:200mm, 奥行:193mm

修復後(シャーシー内部と上面)

シャーシー修復のため分解した部品ーダイアルスケール版

修復前(シャーシー内部と上面)

シャーシー修復のため分解した部品ーダイアルスケール版

トランスの銘板と配線図

この配置図は木製ケースの底面に貼付(珍しい配線図です真空管が逆さに記載されています)

5吋スピーカーも専用に開発されたのでしょうか?

機種銘版

かろうじてSherpと MOD?L 4?-20【??.R.F  RECEIVER 】そして H?YAKAWA ELEC?RICが読みとれます


裏蓋に添付されています銘版から判断すると英語で記載されていますので昭和16年から昭和20年戦時中のラジオではないと思われます。尚昭和20年以前のラジオには、

【6C6、6D6】の真空管の使用はなく且つ昭和21年、22年の出力管には【42】が主流であり【6ZP1】は戦後開発された真空管で、それから判断すると、昭和23年以降と判断します。



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