早川電機工業(Sharp) 5-R 5球スーパー

戦後の昭和23-25年頃にかけての製品、終戦後の混乱期に多くのラジオに採用された、 6ZDH−3Aがこの時代は標準的に使用されていたのではないかと思いますが、このセットは なんとグリットがトップにあります、6ZDH3が使われています。他社にはこの真空管があ ったことは知られていましたが、実際ラジオに使用されているのは戦前のものには数点ありま したが戦後のものにはこのラジオが1台しかありません。

ST管使用の5球スーパーラジオ塗装色が不自然のようですが印刷文字など見る限りオリジナルのようです。

受信周波数範囲550KC〜1500KC

受信周波数範囲からすると戦前のラジオかもしれません、正確なところは不明です

5球スーパーラジオ本体裏面(加工映像)

使用真空管

周波数変換  6WC5,中間周波増幅 6D6, 検波低周波増幅  6ZDH-3 ,低周波出力管 6ZP1,整流管 12F 

  

本体(箱)大きさ: 横巾:314mm, 高さ:218mm, 奥行:173mm

シャーシー内部と上面

使用真空管トップグリットの6D6と6ZDH3(珍品)があります

木製ケースの右側面に配置図が貼付されています

木製ケースの左側面に配線図が貼付されています

5吋スピーカーも専用に開発されたのでしょうか?

機種銘版

かろうじてModel【 5-R 】と【 HAYAKAWA 】が読みとれます



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