アマチュア 無線雑誌  CQ誌 CQ Ham Radio

所蔵品紹介(戦後9年間)
戦後昭和20年戦争終りましたが、敗戦の為アマチュア無線は 即解禁とはなりませんでした
しかしCQ誌だけは昭和22年より発刊されていました。当初の物は20枚程度(40ページ程度)
の物もあり、2か月まとめての発行もあり色々です。   欠番が数点有り補充しています


大半の資料は静岡在住(JA2BZK 岡本貞夫さまの収集(戦後間もなくの物から本人の購入か)

資料には欠番が数点有りましたので補充を心得て何とかここまで来ましたが後少しです
ある程度まで当方でまとめ、まとまり次第資料館に寄贈する予定でしたが、疑問が生じ
あと少しなのか、これでよいのか通し番号の確認をすればいいのか?調査するためには



現在手元にあります物を調査した結果、表にまとめてみましたところ不足と未発行が判明
通し番号同一。NO.50が二つあり、1952年昭和27年11-12月号、と1953年昭和28年1-2月号、
3年後にきずきNo.53が欠番となってトータル合わせてありました(編集ミス2年後に修正)

調査の結果現在不足はあと2点通巻の第5號(昭和22年7月)、第6號(昭和22年9月)が不足


CQ出版社に対し確認事項が生じたため。今少し調査することとなりました
調査確認事項
@昭和57年11月5日初版発行の
別冊 CQ ham radio 
戦後再開30年記念号
CQ誌がつずるアマチュア無線外史
縮尺ダイジェスト版

左側 通巻1號(創刊号)と通巻2號・・・右側 通巻26號 27號 28號以降

不思議なこと 3点あります

@通巻3號の内容記事が掲載されていますがカバーストーリーのカバーが掲載されていない
A通巻4號〜25號 カバーストーリーのカバーも内容も掲載されていない(2年〜3年分)
当館の保管は通巻7號〜25號はCQ誌原本あります、確認しています

B通巻3號の内容記事があるので本自体はあるのではないかと推測されます


本の編集時約二年分見落とししたか、さもなければ通巻4號〜25號はCQ出版社にも保管され
ていなかったのかもしれません、このような歴史書のように出版され途中大切な時期の欠落
は少し残念です、多くの方がこの間はCQ誌が出版されなかったと考えているようです
ある資料館もこの資料(戦後再開30年記念号)見られて、収拾を進めているような気がします
収集されるのに現在不足の資料の表示がありますが、求めているものが1949年10-11-12月
以降の欠落を皆様にお願いしているようです

CQ出版社様 臨時増刊で 戦後再開30年記念号 CQ誌がつずるアマチュア無線外史
縮尺ダイジェスト版
『戦後再開30年記念号追加版』付録を出されたら良いかと思います。資料必要な時はおこえがけを
古典ラジオミニミニ博物館    JA2BPD





昭和21年(1946)から昭和29年(1954)までのCQ誌です(左:表紙ー右:裏表紙)

昭和21年(1946年)から昭和22年(1947年)

昭和23年(1948年)

昭和24年(1949年)

昭和25年(1950年)/昭和26年(1951年)

昭和27年(1952年)/ 昭和28年(1953年)

昭和29年(1954年)

一冊ずつ表紙のみ掲載します

『 CQ誌 』創刊号 1946年昭和21年9月 通巻1號 

1946年昭和21年)10-11月通巻2號 1947年(昭和22年)通巻3號

1947年(昭和22年) 通巻4號  1947年(昭和22年)通巻5號 
、  

通巻NO.6と通巻NO.7が不足、発行されたのか調査

1948年(昭和23年) No.8號  1948年(昭和23年)No.9號

1948年(昭和23年) No.10號 1948年(昭和23年) No.11號

1948年(昭和23年) No.12號 1948年(昭和23年)10月号 No.13號 

 1948年(昭和23年)11月 No.14號 1948年(昭和23年)12月号15號

1949年(昭和24年) 1月号 No.16號 1949年(昭和24年)3月号
N017号(1949年2月)不足か

 1949年(昭和24年)4月      1949年(昭和24年)5月号

1949年(昭和24年) 6月号     1949年(昭和24年)7月号
 

 1949年(昭和24年)8月号     1949年(昭和24年)9月号

1949年(昭和24年) 10月号    1949年(昭和24年)11月号 

1949年(昭和24年)12月号1950年(昭和25年)1月号   

1950年(昭和25年) 2月号   1950年(昭和25年) 3月号 

1950年(昭和25年) 4月号   1950年(昭和25年) 5月号 

1950年(昭和25年) 6月号  1950年(昭和25年) 7月号  
 

1950年(昭和25年) 8月号    1950年(昭和25年) 9月号 
 

1950年(昭和25年) 10月号   1950年(昭和25年) 11月号 
  

1950年(昭和25年) 12月号   1951年(昭和26年) 1月号  
 

1951年(昭和26年) 2月号   1951年(昭和26年) 3月号 

1951年(昭和26年)5-4月号 1951年(昭和26年)6月号未発行無でよい 

1951年(昭和26年) 8-7月号  1951年(昭和26年) 10-9月号 

1951年(昭和26年) 12-11月号 1952年(昭和27年) 2-1月号 

1952年(昭和27年)3月号未発行  1952年(昭和27年) 5-4月号 
    

1952年(昭和27年)6月号未発行 1952年(昭和27年)  8-7月号 

1951年(昭和26年) 10月号  1951年(昭和26年) 12-11月号 

1952年(昭和27年) 1-2月号   1952年(昭和27年) 3月号

1953年(昭和28年) 4月号    1953年(昭和28年) 5月号 
   

1953年(昭和28年) 6月号    1953年(昭和28年) 7月号 

1953年(昭和28年) 8月号    1953年(昭和28年) 9月号 
   

1953年(昭和28年) 10月号   1953年(昭和28年) 11月号 

1953年(昭和28年) 12月号    1954年(昭和29年) 1月号  
    

   1954年(昭和29年) 2月号   1954年(昭和29年) 3月号 

1954年(昭和29年) 4月号    1954年(昭和29年) 5月号
      

 1954年(昭和29年) 6月号   1954年(昭和29年) 7月号

1954年(昭和29年)8月号     1954年(昭和29年) 9月号 
     

 1954年(昭和29年) 10月号  1954年(昭和29年) 11月号 

その他 バラバラ

1958-5                1959-2 
 

 1959-9               1959-12

1960-1                1964-4
                

1964-6                1964-7

1965-2                1965-11   
   
岡本貞夫さまの経歴(2016年逝去)
昭和18年:18歳で学徒動員ーで東芝富士工場に勤務され軍用無線機の組立調整をされたようです
昭和19年:海軍技術研究所島田分室に勤務(渡瀬研蜂谷氏の手元作業をさていたとのことでした
昭和20年:終戦途方に暮れる
昭和21年:戦後混乱期就職口もなく自分で特殊無線研究所と名前を付けラジオ修理などで過ごす
昭和24年:静岡県の油井蒲原当たりの公務員(町役場勤務)をやって生計をつないでいたとの事
昭和27年:転機:静岡新聞社。SBS静岡放送局技術職として入社…そして…会社役員を勤めて退職
昭和の時代で現役退き、退職されました
アマチュア無線の方は電波監視委員など自宅(静岡市緑区)に事務所を置き運用されていました



昔の測定器/無線機

JA2BPD (JM2KZE)(JM2IIN) 無線局設備 トランシーバー等

測定器

805-1940  テスター  昭和10年(1935年)〜昭和15年(1940年)

810-1975    TRIO DIP METER(トリオ)

814-1970 USA 信号発生器 SG-85/URM-25D

無線機

853-1955 OM(JA2YJ自作) (1980年)頃製作の【6m SSBトランシーバー】

854-1955 TRIO  【HF帯送信機・受信機】 TX-88 9R-59D

  862-1964  TRIO   HF帯受信機       9R-59 3.5Mc-28McMc帯

856-1955 YJ TRIO   HFトランシーバー  TS‐520D  3.5Mc-29.7Mc

857-1955 BZ YAESU  HFトランシーバー   FT-101  3.5Mc-29.7Mc

  865-1973     HF帯受信機【 ナショナル 】  CRV-1  3.5Mc-28Mc帯

  864-1973    HF帯受信機【 YAESU 】 FRG-7 500KHz-30MHz帯

  866-1980   HF帯帯トランシーバー 【 日本無線 】[JST-135]

861-1975   HF帯トランシーバー【 ナショナル 】RJX-1011D  現品無し

上記の測定器類は古典ラヂオ[ギャラりー六合 ]にて現役で運用

アマチュア無線局臨時移動常置場所静岡県島田市道悦2丁目の[ギャラりー六合 ]イベント会場内

展示場内試験室2020年10月1日現在

管理者   JA2BPD






これより米国製および軍用を参考の為に掲載

  13-1947? HRO  540Kc-30Mc帯

  13-1947? RAL-6 100Kc-600Kc帯

  13-1947? RAL-7  540Kc-30Mc帯

  13-1947? RBC-5  540Kc-30Mc帯

  13-1946 BC-342  540Kc-30Mc帯

  13-1951 R-390A  500Kc-32Mc帯

  13-1951 R-391  500Kc-32Mc帯

  15-1926 SW-3   500Kc-30Mc帯  再生検波受信機

  15-1927 SW-5   500Kc-30Mc帯  再生検波帯受信機

  19-1975  651S   500Kc-32Mc帯  計数管表示 



牧の原台地からの[富士山]手前は大井川にかかる新大井川橋(2004年1月7日7:45頃)


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