松下電器産業 ナショナル 電池管式ポータブル ラジオ
CW-110
箱:大きさ(ケース樹脂製) 横巾:215 mm, 高さ:130 mm,奥行: 60 mm
この電池管式ラジオ高周波増幅1段付きで感度を重視され製作された模様。
昭和30年頃から携帯ラジオが各社競って販売され、電気的性能、機構的性能、小型、軽量などあらゆる部分に改良を重ねポータブルラジオとしてはほぼ完成してきました。 更に小型で感度も良く、スマートな機種が要求され、当時各社と比較して5球スーパーとしては最小であったようです。自社の以前までの機種に比べて20%ぐらい小型になっています。
電池管(MT)使用の5球スーパーラジオ。
受信周波数範囲(MW)540KC〜1600KC
電源は2電源方式で家庭用AC電源と電池方式
使用真空管
高周波増幅:1AJ4 DF-96,周波数変換:1AB6(DK-96), 中間周波増幅:1AJ4(DF-96), 検波・低周波増幅 1AH5(DAF-96) ,低周波出力管:3Y4(DL-97)
整流 :セレン整流器
5球スーパーラジオ
合成樹脂ケースの内側面に下記のシールが貼付されています
真空管 Dシリーズ(電池管シリーズ)のワッペン
電池 A:1,5V, B:67,5V
当方発行の古典ラヂオ 105頁抜粋
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