松下電器産業 ナショナル 電池管式 4球 ラジオ
CB-295 National Portable Super heterodyne Battery Operated
昭和28年頃から携帯できるようポータブルタイプが要求される世の中になり、 ナショナル独自の電池管が開発(製造)され、PL-403、PL-405などは他社の 真空管で構成されていましたが、この形式からは自社開発(製造)の真空管が搭載されています。
日本国内他社は、自社ブランドの電池管を本格的には開発されなかったようで、 電池管は1T4,1R5といった標準規格の真空管が使われています
電池管(MT)使用の4球スーパーラジオ(No.92187)
受信周波数範囲(MW)540KC〜1600KC
使用真空管 ナショナル独自の開発品
周波数変換 1AB6/DK−96,中間周波増幅 1AJ4/DF−96,低周波増幅 1AH5/DAF−96,電力増幅 3C4/DL−96
CB-295の配線図
本体(箱)大きさ(合成樹脂ケース)
横巾:156 mm, 高さ:100 mm, 厚み: 42 mm
電源は電池専用:A:1.5V(UM‐2),B:67.5V(BL-045)
右の写真はBL-M145ですのでこれより一回り小さいタイプの電池です
当時の乾電池(電池ひとつにシオリまでついているという事はいかに高価で大切にされたかと!)
参考資料 104頁
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