鉱石ラヂオ
大正時代から昭和の初期(1925前後)〜今日の教材用にも取り上げられ製作(形は異なりますが)されています
左:さぐり式鉱石ラヂオ昭和元年〜6年頃?(1931)、右:探りの検波器部分の拡大映像
探りの検波器部分の丸い器の中に鉱石が入っていて、その鉱石の表面を尖った針で 『さぐり』音の出るところを探りあて放送を聴くと言った要領で受信するのです
昭和20年以降?:技研製 (GIKEN CRISTAL RADIO)。
探りの検波器部分が感度のいいところを固定した検波器としてあるため、安定した受信ができます
昭和30年以降。:ロケット型ゲルマ・ラジオ、と珍品!日乃出電工株式会社の可愛らしい・ こけしゲルマホーン・ラジオ
固定した検波器が安定したゲルマニュウム素材でガラス封入で製作されていて検波効率が大変高く 感度が一段と良くなってきました