
左側:米国のSP-600ハマーランド 右側:日本で製作されたSP-600のデットコピーRAP-261C日本電氣
米国のSP-600の日本版 日本電氣がSP-600のライセンスを得て製作された
参考資料 モデル NEC-rap-261cm 外観 (軍用無線機資料借用させていただいていますJA2AGP矢澤さん、JA1BC 石川さん資料引用)
本体正面
日本電氣(NEC)RAP-261C RAP-261-CL RAP-261CM 受信機 防衛庁仕様(RAP-261CM ) 五三L中短波受信機二型 参考銘板:本体銘板(五三L中短波受信機二型)
参考銘板:本体銘板(五三L中短波受信機二型)製造年月が1954年 昭和29年10月の刻印がありますが 昭和20年8月1945年頃か261Cは1940年頃か不明
日本電氣(NEC)RAP-261C RAP-261-CL RAP-261CM 受信機 受信機仕様
名称 : 日本電氣KK製 RAP-261C.CL.CM (軍用無線機資料借用させていただいていますJA2AGP矢澤さん、JA1BC 石川さん資料引用)
本体正面 古典ラジオミニミニ博物館所蔵品 受信機本体 寸法 480 x 298 x 536m/m 重量 46Kg ケースのみ 寸法 530 x 340 x 540m/m 重量 10Kg 本機は現状で動作するところまで修復する予定 2026-7-5 購入時の状態 2026-7-5
2026-7-10 修復1日目 @清掃 内部簡単な清掃後現状
お気ずきと思いますが部品配置が対称です、回路はほぼ同じで表面反対に配置されたようです、他にも多数
ライセンスをいただき真似された装置がありますがほとんどコピーで配置も回路も同じものがあります
当館では、戦後の防衛庁で装備された受信機を確保し展示してあります良く見て比較してください
NATIONAL HRO 旧日本軍 地一受信機
昭和16年まではアメリカより受信機は輸入されていたので、勝手にコピー品製作されたのでしょう
GRC-9 防衛庁 JRT-77(JAN・GRC-9)
BC-312C 防衛庁 JSCR-193-C(JBC-312C)
SP-600 防衛庁 RAP-261CM
などがあります
受信周波数帯域 総合 0.54〜54.0MHz
バンド1 0.54〜1.35MHz
バンド2 1.35〜3.45MHz
バンド3 3.45〜7.40MHz
バンド4 7.40〜14.8MHz
バンド5 14.80〜29.7MHz
バンド6 29.70〜54.0MHz
最大低周波出力 約2.5W
出力インピーダンス 600Ω バランス スプリット巻線
フォーンジャック 15mW/8000Ω(オーディオ出力を500mW/600Ω負荷に調整して)
電源供給
ライン電圧 95、105、117、130、190、210、234、260Vタップ 50〜60Hz
消費電力 117V 1.25A 130W最大
真空管 総合20球
V1、V2、V7、V9、V10、V11、V12、 6BA6 7本
V4、V8、V13 6C4 3本
V3 6AC7 1本
V5、V6 6BE6 2本
V14、V15、V20 6AL5 3本
V16 12AU7 1本
V17 6V6GT 1本
V19 整流管 5R4GY 1本
V18 定電圧放電管 OA2 1本
ラックマウントモデル
巾19インチ×高さ10-1/2インチ×奥行16-1/2インチ 重さ66Ibs
(48.26cm×26.67cm×41.91cm 29.93kg)
卓上モデル
巾21-3/8インチ×高さ12-3/4インチ×奥行17-1/8インチ 重さ87-1/2Ibs
(56.51cm×32.43cm×46.35cm 39.69kg)
感度 全周波数レンジにおいて 2.3μV S/N:10db


この装置は RAP-261-CM
周波数範囲 230−540Kc 1.5-3.5Mc 3.5-8.3Mc 8.3-16.2Mc 16.2-30Mc でMW 放送帯域
が抜かれていますのでこの機種のみが防衛庁で採用されたのでしょうか
三機種ありますが RAP-261C RAP-261-CL RAP-261CM 全機種が(五三L中短波受信機二型)として
登録されたのかよくわかりません、 また10月の海軍マークの刻印は現存の自衛隊のものでしょうか、
後日確認したいと思います
時代背景
1950年(昭和25年)8月:『警察予備隊』創設された
1952年(昭和27年)8月:『保安庁』発足ー警察予備隊⇒海上警備隊及び海上保安庁航路啓開隊とともに保安庁(保安隊)(警備隊)
1954年(昭和29年)7月:『保安庁』⇒防衛庁開祖。保安隊及び警備隊は。「陸上自衛隊」、「海上自衛隊」、「航空自衛隊」に改組、
製造者 : 日本電氣株式会
形式 : 交流用 21球(5又は6バンド)通信型受信機 中間周波数 第1中間周波数 いずれも 3.955Kc
電源 : 80V〜110V,180〜210V AC1.5A(AC100V)
同調範囲: RAP-261-C
540-1300Kc 1.3-3.1Mc 3.1-7.4Mc 7.4-14.8Mc 14.8-28Mc 28-50Mc
RAP-261-CL
100-200Kc 200-400Kc 1.3-3.1Mc 3.1-7.4Mc 7.4-14.8Mc 14.8-28Mc
RAP-261-CM
230−540Kc 1.5-3.5Mc 3.5-8.3Mc 8.3-16.2Mc 16.2-30Mc
中間周波数 第1中間周波数 3.955Kc中間周波数
第2中間周波数 455Kc (RAP-261CMは630Kc )




2026-7-11 修復2日目 @ 近年の小型なトランスが不自然についている
A AF回路 6V6高圧過電なし=出力トランス断線
仮のトランス取付確認する5KΩ:500Ωトランス
2026-7-12 修復3日目 @トランスばらして確認、ピッチ詰めの為バラシてこずる
A 加熱しコアー引き出す .代用品をケース内に入れ込む
2026-7-13 修復4日目 @ RFメーター振れないAFは動作良好:
原因はAF,RF 切り替えトグルスイッチ部品不良 、交換した
A 仮に取り付けられていたトランスは出力トランスの代用でした:撤去した
B レシーバージャックに音声でない:AFの出力とトランス不良の為6V6
プレートに仮にトランス取付二次側回路変更されていたため基に戻した





古典ラヂオミニミニ博物館 管理者牧田良秋