日本ビクター蓄音器株式会社 (VICTOR) JR122(JRE-51)

昭和15年頃から各社一般家庭用に同じようなラジオが発売されました、一般用とはいえ、まだまだ庶民

には簡単に手の出るような価格ではなく、高値の花存在でしたが、この時代は日本国内比較的景気が良

かった時期ではないかと思われます、このラジオは国産としては珍しいラジオです。1945年昭和20年以前

で国産ではスーパーヘテロダイン方式のラジオは一般向けには数少なかったようです、ほとんどのメーカ

ーは再生検波方式でした。

ST管使用の5球スーパーヘテロダインラジオ。受信周波数範囲 540KC〜1500KC

 本体(箱)大きさ  横巾:480mm   高さ:320mm   奥行:210mm

スーパー方式のラジオ(交流式ラジオ、電源100V)

背面

 使用真空管

 高周波増幅  58 、周波数変換局発  2A7  中間周波増幅検波 58   低周波増幅  2A6  整流管 80 

 

このJR-122号型ラジオの中のシャーシーはJRE-51が入っています。何故か不明  且つ 添付されています

は配置図の一本は2A5がある、6球式になっているが。現品はそこにコンデンサーが取り付いて2A5のソケ

ットは無い。ただし、後日改造された様子ではなく、メーカー出荷時よりこような状態で出荷された様に見

えます。疑問だらけなラジオ

シャーシー内側

機種銘板

                                                                            ↑  

ダイアル目盛り版 (Victor)の銘板

 

  

ダイアルツマミは木製に中心を強度を持たせるため金属がインサートされている

                 

当方発行古典ラヂオ抜粋  51頁〜52頁



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