昭和15年ごろの発売?



松下無線(National)再生検波受信機  R-24

昭和15年前後か、松下からいろいろなタイプのラジオがありますがこの機種は

形式のつけ方も異なり、ダイアル窓が松下の中ではかなり珍しいタイプです

ST管使用のストレート受信機(入手時⇒修復後)

本体裏面

使用真空管

 高周波増幅58   陽極検波 57  低周波出力管    整流管   

本体(箱)大きさ  横巾:340mm   高さ:235mm   奥行:165mm  重さ:5s

本体裏面内側(入手時⇒修復後)

本体シャーシー上面

本体シャーシー配線面

ダイアル窓の拡大映像

ダイアルつまみの下に【MATSUSHITA REDIO MF.CO.LTD】 とありますので昭和16年戦争が始まる以前のラジオかと思います。

裏蓋の機種銘板(肉眼では見えませんが映像にしますと良く見えますR-24松下無線株式会社



部品単位の修復(ブロックコンデンサー紙積層を現代物に入れ替えた)



部品単位の修復(シャーシー解体し再塗装、バリコンバラシ清掃し再組み立て)



特徴ある個別部品(マメコンの代わりのものシールドバリコンなかはポリバリコンの構造です、

特徴ある個別部品(マイカコンデンサー雲母蓄電器容量に9000cmと記載されています、9000PF)



修復時の配線図(真空管構成は他の同時期のナショナル製品から判断し決定した)

UY-24B,UX-26B,UX-12A,UX-12Fの4球再生検波ラヂオ




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