TOP 再生検波受信機 上部頭丸型
この時代一般家庭の電気は壱燈しかないので、電球のところより二股コンセントなどを介してラジオ電源接続しなけ
ればならない、その為に当時のラジオの電源ケーブルは5m位長いものでした、このラジオはこの部分昔のままで
昭和10年頃の製作され、販売されました。
なす管使用の4球再生検波ラヂオです。
TOPとダイアルのエスカッションに刻印がありますのでおそらくTOPがメーカーロゴと思われますが、製造メーカー名 が不明です
再生検波方式のラヂオ
使用真空管
高周波増幅 UY-227 低周波増幅 UX-226 低周波増幅 UX-226 整流管 UX-112B
本体(箱)大きさ: 横巾:290mm 高さ:380mm 奥行:230mm
本体内部
内部部品に他メーカーの(蓄電器)コンデンサが使われています、従いまして、完全オリジナルとは言いがたいもの
です、内部配線部分については余りいじられた様子がありませんので、蓄電器(コンデンサ)以外は元のままのよう
です低周波トランス1:3などかなり粗末な部品のように見えますが、当時としては高価な部品だったでしょう。
Tokyo【TOP RADIO SEISAKUSHO】 Japan 製造メーカー
ダイアルエスカッション TOP ロゴ
このトランス銘板は別なラジオのものですが当方のラジオはおそらく当初は映像の様な電源トランスがついていたと思われます、
昭和25年頃交換された用で前面のダイアルの【TOP】ロゴだけが頼り製造メーカー不明でしたが、映像のおかげで何とか判明しました
規格不明ですが真空管ソケットに真空管名が刻印してありますので。それを元に回路図の作成しまとめた結果は 下記のようになっていることが判明した。現物よりの記録です
当館発行古典ラヂオ抜粋 31〜32頁
このラジオは、静岡県島田市身形の冨澤 清氏宅にて購入(清氏の親)当初より長年愛用されていたラジオです。その後、古典ラヂオ ミニミニ博物館にて保存
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