山中電機(テレビアン) 並4型TYPE P228受信機
昭和6年頃に製作され、本格的に発売されました。なす管使用の4球再生検波ラヂオです
山中電機(テレビアン)この頃より日本製品の初期物が各社より発売された。
使用真空管(検波器)
高周波増幅 UY-227 ヒーター2.5V
検波 鉱石検波器
低周波増幅 UX-226 ヒーター1.5V
電力増幅 UX-112A ヒーター5V
整流管 UX-112B ヒーター5V
再生検波方式のラヂオ
本体内部
内部部品は当時のままで、配線変えなどは行われていません
機種銘板
鉱石検波器は裏面に配置
本体(箱)大きさ, 横巾:495mm, 高さ:220mm, 奥行:230mm
個別部品のこだわり(当時は部品一品ずつ形式認定を取ったと見られる)
ダイアルのSカッション 電源トランス(TYPE P228) ジャックにもTELEVAN
当館発行古典ラヂオ抜粋 25 頁
スピーカーはNo18と銘板にあります。本体と必ずしもセット販売されたものではないかもしれませんが、時代的にはほぼ同一時期と判断いたします
スピーカー内部
スピーカーの銘板
Televian No18 MAGNETIC COME SPEAKER
時代背景
昭和のはじめよりラジオは無線設備として扱われ全てのラジオ、設置するに当たり許可書が必要でした。そしてまた、登録済のシールが貼られています
下記の放送局周波数表(波長で書かれています)
JFAK に注目 JQAK に注目
尚このSTATION LOGGINGを良く見ますとなんと台湾(台北JFAK、)中国(大連JQAK)が表示されている。
当館発行古典ラヂオ抜粋 26 頁
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