詳細資料待ち

資料映像入手待ち
神戸工業 5G-60 型
TEN 5G-60R型 Radio 535-1605kc
入手時(映像借用)⇒整備後
入手時映像からみますとなんとツマミが3個ばらばら、さてどれがオリジナルか調査の必要がありそうで

修復時セットをばらし発見しました。スピーカーに日付けの記載があり、昭和28年1月とありこのラジオは昭和30年頃から35
年頃の終戦後の混乱期を乗り切り少し生活が安定してきた時代に突入し電気メーカー各社ラジオの製作販売が激化しはじまりましたが
このラジオはそれより少し前に出されたと判明しました。GT管使用の5球スーパーラジオで斬新なデザインを持ってST管使用のラジオ
が主流でした。まさにこの時代に投入されたようです、MT管使用のラジオはこの後昭和32、3年頃から出始めました
尚このラジオはほとんど国内には現存するものは無いのではないかと、丁寧に修復してみましたがツマミはオリジナル不明のためそれらしきもので代用しました
GT管使用の5球スーパーラジオ。
受信周波数範囲535KC〜1605KC
5球スーパーラジオ本体裏面(左側入手時真空管およびアンテナコイル欠品)⇒右整備後

使用真空管
周波数変換 6SA7 ,中間周波増幅6SK7 , 検波低周波増幅 6SQ7 ,低周波出力管6V6 ,整流管 6X5
本体シャーシ上面

上は入手時:下は整備後


本体(箱)大きさ: 横巾:350mm, 高さ:210mm, 奥行:180mm
TEN Radio 神戸工業のロゴ

個別部品
バリコンーバラの状態と製作したゴムパッキン⇒組み立てる

機種銘板
【TEN]がかろうじて残っていました、????OGYO:神戸工業ですね

側面添付配線図

なんとシャーシーには真空管の名称札が紙の印刷物で添付されていましたが、整備のときはがしてみましたら、刻印で
12SA7,12SK7,12SQ7,35L6,35Z4の刻印がありましたが、配線図は6V管ですので、製作途中迷いが見受けられますね
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